自宅の外壁を選ぶ際、耐久性とメンテナンスのしやすさを重視しつつ、デザイン性も求める方が増えています。
中でも、木目調サイディングは、その両方を叶える選択肢として注目を集めています。
この記事では、木目調サイディングの魅力と木目調サイディングの選び方についてご紹介します。
□外壁で使われる木目調サイディングとは?
木目調サイディングは、その名の通り、木の質感を模したサイディング材料のことです。
*耐候性・耐久性に優れている
天然木材と異なり、木目調サイディングは耐候性・耐久性に優れています。
これは、窯業系や金属系、樹脂系など、異なる素材に木目の模様を施したことにより、自然の厳しい環境にも長期間耐えうる品質を実現しているためです。
*メンテナンスの容易さ
木目調サイディングは、メンテナンスの手間がかからない点も大きなメリットとなります。
定期的な塗り替えや特別な手入れを必要としないため、忙しい方や手間をかけたくない方におすすめといえます。
*デザインの多様性
木質系サイディングよりも色やデザインのバリエーションが豊富なので、自宅のイメージに合わせて最適なものを選べます。
現在はさまざまなデザインが開発されており、木の温もりを感じさせる製品も多くあるため、自分好みのものが見つかるでしょう。
□木目調サイディングの選び方
自宅の外観を決定づける大きな要素として、木目調サイディングの選び方は非常に重要です。
トーンの選択から建具との色合わせ、部分張りによるオリジナリティの出し方まで、自宅のイメージに合わせた選び方を紹介します。
1:木目のトーンで印象を変える
木目の色やトーンは、家全体の印象を大きく左右します。
ナチュラルカントリー風からシックな外壁まで、トーンの選択ひとつでさまざまなスタイルを実現できます。
2:建具との色合わせ
玄関ドアやサッシ枠との色を合わせることで、統一感のある外観を作り出せます。
ただし、全く同じトーンではのっぺりとした印象になりがちなので、ワントーン変えることでメリハリをつけると良いでしょう。
3:部分張りでオリジナリティを演出
全体を木目調で統一すると、特定のスタイルに偏りがちですが、部分張りを利用することでオリジナリティあふれるデザインを実現できます。
例えば、玄関部分だけ木質系にすることで、印象的なエントランスを作れるようになります。
□まとめ
木目調サイディングは、耐久性やメンテナンスの容易さ、そしてデザインの多様性という、多くのメリットを兼ね備えた外壁材です。
この記事で紹介した選び方を参考に、自宅の外壁リフォームに木目調サイディングを取り入れて、自分だけの空間を実現してみてはいかがでしょうか。