お家の玄関ドア、ちょっと色褪せてきたり古く感じたりしていませんか。
玄関は家の「顔」であり、その印象を大きく左右します。
そこで、DIYでの玄関ドアの塗装に挑戦してみるのもどうでしょうか。
手順をしっかり踏めば、見栄えの良い仕上がりが可能です。
この記事では、その手順と注意点を紹介します。
□玄関ドアをDIYで塗り替える手順
玄関ドアをDIYで塗り替える際は、以下のような手順で進めましょう。
1:養生作業
玄関ドアを塗り替える際、最初にするべきは養生です。
ドアノブや鍵穴、周辺の外壁や玄関前の床など、塗装したくない箇所にマスキングテープをしっかり貼りましょう。
これにより、はみ出しを防ぎ、仕上がりを美しく保てます。
2:下地処理
次に大切なのが下地処理。
古い塗膜や汚れは新しい塗料の密着を妨げるため、サンドペーパーや電動サンダーを使って徹底的に取り除きます。
この作業が塗装の成功を左右すると言っても過言ではありません。
3:塗装(下塗り・中塗り・上塗り)
塗装は下塗り、中塗り、上塗りの3段階に分けて行います。
下塗りは塗料の密着を高めるために必須です。
刷毛で細部を、ローラーで広い部分を丁寧に塗ります。
そして、完全に乾燥後、同じ方法で中塗り、そして上塗りを施しましょう。
4:仕上げ
最後に塗り残しやはみ出した部分をチェックし、問題があればペイント薄め液で拭き取ります。
この最終チェックを終えれば、完了です。
□玄関ドアをDIYで塗り替える際の注意点
玄関ドアをDIYで塗り替える際には、注意点もいくつかあるので、以下で見ておきましょう。
*下地処理の重要性
下地処理を怠ると、数年後に塗装の剥がれといった問題が発生します。
古い塗膜が残っていると、新しい塗料と一緒に剥がれ落ちる恐れがあります。
*素材による対応の違い
金属製、特にアルミ製の玄関ドアの塗装は非常に難しいので、プロに依頼するのがおすすめです。
DIYでは思うような結果が得られないことが多いです。
*劣化の進行度合いによる対応
玄関ドアの耐用年数を超えると、塗装ではカバーしきれない劣化が起きることもあります。
この場合は、ドアの交換を検討しましょう。
□まとめ
DIYで玄関ドアの塗り替えに挑戦する際は、まず養生作業で塗装範囲を限定し、下地処理で古い塗膜や汚れを徹底的に取り除くことが重要です。
また、塗装は下塗り、中塗り、上塗りの順で行い、最終的に仕上げ作業でチェックを忘れないようにしましょう。
さらに、素材や劣化の程度によってはプロに依頼することも検討しましょう。