アルミ玄関ドアは、その耐久性とデザイン性で多くの家庭に採用されています。
しかし、時が経つとその美しい色も褪せてしまいます。
そこで、この記事ではアルミ玄関ドアが色褪せる原因と、その美しさを取り戻すための塗装方法について解説します。
アルミ玄関ドアの塗装を採用している方は、ぜひ参考にしてください。
◻︎アルミ玄関ドアが色褪せる原因
アルミ玄関ドアが色褪せる原因は、主に以下の3つです。
＊紫外線の影響
紫外線は、塗料を酸化させる力があります。
この酸化が進むと、塗料の保護機能が弱まり、ツヤも失われてしまうのです。
さらに、風雨による劣化が加速する可能性もあります。
紫外線は避けられない自然現象ですが、その影響を理解して対策を考えましょう。
＊風雨と汚染物質
玄関ドアは、風雨に常に晒されています。
雨には多くの物質が含まれ、その中には大気中の汚染物質もあります。
これらが玄関ドアに付着すると、シミやムラが生じ、色褪せが進行してしまうのです。
玄関ドアの色褪せを長期的に防ぐには、風雨の影響を最小限に抑えられる塗料を選びましょう。
＊経年劣化
玄関ドアの塗装は、経年劣化により色褪せていきます。
塗装してから10年後が、次の塗装が必要になる目安のタイミングです。
◻︎アルミ玄関ドアの塗装方法
アルミ玄関ドアをDIYで塗装する際は、以下の手順を参考にしましょう。
1:掃除と下地処理
塗装前には、玄関ドアの表面を丁寧に掃除します。
ホコリやゴミが残っていると、塗料の密着性が低下してしまいます。
中性洗剤を使って汚れを拭き取り、清潔な状態にしておきましょう。
2:既存塗装の剥離
次に、やすりを用いて既存の塗装を剥がします。
目の荒いやすりを使い、新しい塗料がしっかりと密着するように表面を整えましょう。
3:養生作業
塗装作業中に塗料が飛び散るのを防ぐため、養生を行います。
マスキングテープや新聞紙を使い、塗装しない部分をしっかりと保護しましょう。
4:プライマーでの下塗り
プライマーは、塗料の密着性を高める役割があります。
アルミの滑らかな表面に新しい塗料をしっかりと密着させるためには、この工程は欠かせません。
5:塗料選びと上塗り
塗料選びも重要なポイントです。
アルミに適した、耐久性の高い塗料を選びましょう。
その後、選んだ塗料で丁寧に上塗りを行います。
6:重ね塗りの技術
一度の塗装では不十分な場合、重ね塗りを行います。
これにより、塗料の密着性が一層高まり、美しい仕上がりになりますよ。
◻︎まとめ
アルミ玄関ドアの塗装は、美しさを保つために不可欠な作業です。
色褪せる原因としては、主に紫外線、風雨、経年劣化が挙げられます。
これらを踏まえた上で、適切な塗装方法を選ぶことが、長持ちする美しい玄関ドアを手に入れる秘訣です。
