外壁塗装における下塗りや上塗りの乾燥にかかる時間をご紹介!

外壁塗装を行う際、乾燥時間は非常に重要な要素となります。
乾燥時間を正確に知り、適切な対応をすることで、塗装の品質を維持できます。
そこで今回は、 外壁塗装における下塗りと上塗りの乾燥時間と、乾燥するまでの注意点をご紹介します。

□外壁塗装における下塗りと上塗りの乾燥時間

*下塗り塗料の乾燥時間

外壁塗装の下塗りは、新旧の塗料をしっかりと結びつけるための重要なステップです。
使用する塗料の種類によって、乾燥時間は異なります。
シーラー系の塗料は2~3時間、フィラー系は4~6時間、そして防水系は約16時間となります。
これは、各塗料の成分や特性によるもので、特に防水系の塗料はしっかりと乾燥させることで、その効果を最大限に引き出せます。

*上塗り塗料の乾燥時間

上塗りに使用される塗料には、水性と油性の2つのタイプがあります。
中塗りと上塗りの工程間の乾燥時間は3~4時間とされており、特に油性塗料は乾燥が早いと言われています。
これは、油性塗料に含まれるシンナー等の有機溶剤が揮発しやすいためです。
また、水性塗料と油性塗料の乾燥時間の違いについても触れておくと、油性塗料の方が短いのは、揮発性の高い成分が多いためとされています。

□外壁塗装が乾燥するまでの注意点

1.物を立てかける行為のリスク
塗装が完全に乾燥する前に物を壁に立てかけると、塗装面が剥がれるリスクが高まります。
特に、傘やビニール製品は塗料との相性が悪く、一体化しやすいため注意が必要です。
2.乾燥の確認とその危険性
外壁塗装が乾燥しているかの確認は、専門家でないと正確には判断できません。
触ることで塗装の品質が損なわれる可能性があるため、絶対に触らないようにしましょう。
特に、外壁が見た目で乾いているように見えても、内部はまだ乾燥していないことが多いのです。
3.外作業とその影響
乾燥期間中に外作業を行うと、土や草が壁に飛んでしまうリスクがあります。
また、洗剤や水が壁に付着することも考えられます。
これらは、塗膜の品質を損なう原因となるため、乾燥が完了するまでの間は、外作業は避けるようにしましょう。
4.塗装会社とのコミュニケーションの重要性
塗装会社からの説明は非常に大切です。
乾燥に関する注意点や塗装の進行状況など、詳しい情報を得られます。
不明点や心配事がある場合は、積極的に塗装会社に質問し、正確な情報を得るようにしましょう。

□まとめ

外壁塗装の乾燥時間やその間の注意点は、塗装の品質や持続性に直結する重要な要素です。
適切な知識を持って取り組むことで、長持ちする美しい外壁を実現できます。
今回の情報を参考に、最適な外壁塗装を目指してください。
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