家の外壁は、色によって与える印象が大きく変わります。
シックな印象にしたくて黒い外壁を考えている、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、外壁を黒にするメリットと、どのような外壁材が向いているのかを紹介します。
□黒い外壁の家にするメリット
黒い外壁は、おしゃれで高級感がある印象を与えます。
黒を使うと重厚感のある仕上がりになるので、他の色との差別化がしやすいです。
また、黒は「無彩色」です。
無彩色とは、色が持つ要素である色彩、明度、飽和度のうち、明度だけで表現される色を指します。
黒、白、グレーが代表的な色です。
無彩色は色味がないため、他の色との相性が良いです。
赤や青など、色合わせが難しい色を使いたい時は、黒とのツートンにすると良いでしょう。
□黒い外壁にする時に使用できるおすすめの外壁材
黒い外壁にする時は、外壁材選びを重視しましょう。
どのような素材を選ぶかで雰囲気が変わります。
*ガルバリウム鋼板を使う
黒い外壁で一番使われるのが、ガルバリウム鋼板です。
金属製の外壁材で、黒の持つモダンな印象との相性が良いです。
また、コストパフォーマンスもいいため、まずはガルバリウム鋼板を検討してみましょう。
ただし、金属製のため、夏場は表面の温度が高くなる点には注意が必要です。
*サイディングを使う
サイディングは、セメントを原料にした外壁材です。
色や形の種類が豊富なので、外壁に個性を出したい人にはぴったりです。
木目調やタイル調、コンクリート調のものなど、様々なデザインがあります。
黒とデザインのツートンにすると、より個性的な外壁が仕上がるでしょう。
*木材を使う
木材で黒い外壁にする場合は、焼き杉を使います。
杉の表面を焼いて炭化させると焼き杉になります。
焼き杉にすると、外壁を黒く出来るだけでなく、耐久性が大幅に上がります。
また、炭化させているため腐りにくく、普通の木材を使うより長持ちします。
そして、自然の風合いが残る外壁になるため、上記で紹介した2つの方法よりも優しい印象の黒になるでしょう。
今回は外壁材を用いて外壁を黒くする方法を紹介しましたが、現在黒い外壁ではないお宅でも、塗装で黒い外壁を実現できます。
当社のような塗装の専門会社に一度ご相談ください。
□まとめ
黒い外壁は、おしゃれで個性的な印象になります。
また、外壁材に何を選ぶかで印象だけでなく、耐久性といった部分にも違いがでます。
ご自身が求める黒い外壁をより具体化し、外壁材をどうするか、ツートンにするか、などを決めていきましょう。