屋根の耐久性や断熱性を保つために、屋根塗装は欠かせません。
そんな重要な屋根塗装ですが、何を重視して、どのような塗料で塗装したら良いのでしょうか。
今回は、屋根塗装の重視ポイントと、屋根塗装におすすめなシリコン塗料について紹介します。
□屋根塗装で重視したいポイント
屋根塗装で一番重要なのが、耐久性です。
屋根は家の中で一番雨風や紫外線の影響を受けており、すぐに劣化します。
そのため、耐用年数が10年を超える塗料がおすすめです。
また、屋根の表面温度は室内の気温にも影響します。
快適な生活を送るためにも、遮熱性や断熱性も重視しましょう。
さらに、汚れの付きにくさもチェックすることをおすすめします。
屋根は目視で汚れを確認するのが難しいです。
そのため、メンテナンスが少なくて済む塗料を選ぶと良いでしょう。
□シリコン塗料の特徴
上記のポイントを踏まえて、屋根塗装におすすめなのはシリコン塗料です。
では、シリコン塗料とはどのような塗料なのでしょうか。
＊シリコン塗料のメリット
まず一番のメリットとして挙げられるのが、高い耐久性です。
600度以上でも耐えられる耐熱性に加え、耐水性と耐候性も高いです。
そして、汚れが付きにくいという特徴もあります。
シリコン塗料にはセラミックが配合されています。
そのため、汚れが付きにくく、メンテナンスのコストを削減できます。
さらに、商品ラインナップが豊富です。
色や価格、性能などが豊富です。
そのため、ご自身が求める性能が兼ね備えられていて、かつ予算内に収まるシリコン塗料を見つけられるでしょう。
＊シリコン塗料のデメリット
シリコン塗料は、アクリル塗料やウレタン塗料と比べると価格が高く、フッ素塗料と比べると耐用年数が短いです。
しかし、アクリル塗料やウレタン塗料は価格が低い代わりに耐用年数が短く、フッ素塗料は耐用年数が長い代わりに価格が高いです。
10年以内での退去が決まっている場合には、アクリル塗料やウレタン塗料を選ぶと良いでしょう。
また、とにかくメンテナンスの頻度を下げたい、という方にはフッ素塗料がおすすめです。
さらに、ひび割れが発生しやすいです。
シリコン塗料は、他の塗料と比較して乾燥後に塗膜が硬くなります。
塗膜が硬くなると、ひび割れが発生しやすくなります。
特に、大通りに面している家は振動が多いため、シリコン塗料は不向きです。
□まとめ
屋根塗装は、屋根の耐久性や断熱性を保ち、向上させるために必要です。
屋根塗装に使う塗料でお悩みの方は、シリコン塗料を検討してみてください。
コストパフォーマンスがよく、商品ラインナップも豊富なため、希望に沿った塗料が見つかるかもしれません。
