外壁の色を考えるとき、色分けをどうするか、どんな外観にしたいのかなど考えることがたくさんありますよね。
入れたい色がたくさんあり、全部入れたくなってしまうかもしれませんが、たくさんの色を入れてしまうことはおすすめできません。
では、何色まで入れても良いのでしょうか。
今回は、外壁とバルコニーの色分けのポイントと人気の色分けを紹介します。
□外壁とバルコニーの色分けのポイント
ベランダにアクセントカラーを入れるときのポイントを3つ紹介します。
1つ目は、外観に使用する色は3色までにすることです。
好きな色をなんでもかんでもいれてしまっては、統一感が無くなってしまいます。
外壁の色は、アクセントカラーを含めて3色までにしましょう。
2つ目は、色のバランスを考えることです。
ベランダにアクセントカラーを入れるという方は、外壁の色とベランダの色の割合が7:3になるように意識しましょう。
しかし、必ずしも7:3が良いというわけではありません。
色には物体を大きく見せる効果や小さく見せる効果があります。
塗る面積も大切ですが、色が与える効果も理解し、比率を調節するようにしましょう。
3つ目は、外壁が濃い色の場合、淡い色を選ぶことです。
メインカラーが濃い色の場合、淡く薄い色をアクセントカラーにすることで、おしゃれな外観にできます。
濃い色同士を組み合わせてしまうと統一感がなく、周囲から悪目立ちしてしまいます。
濃い色の外壁を選んだ場合、薄く淡い色を組み合わせることで家全体にまとまりが出ます。
また、全体を薄い色にする場合、3色目には濃い色を使用しましょう。
引き締まったデザインになります。
□色分けで人気の組み合わせ
人気の色分けを3つ紹介します。
1つ目は、人気の高い白系と黒系の組み合わせです。
上品な住宅を演出できるので、少し家を目立たせたいという方におすすめです。
2つ目は、グレー系と白系の組み合わせです。
汚れが目立ちにくい2色を組み合わせることで、長く美観を保てます。
3つ目は、グレー系と茶色系の組み合わせです。
周囲の景色に溶け込みやすいことが特徴で、汚れが目立ちにくく、落ち着いた組み合わせです。
このように、白系・黒系・グレー系・茶色系の色の組み合わせは人気が高い外観です。
□まとめ
自分好みの外観にしたいとき、ついついたくさんの色を詰め込んでしまいがちですが、住宅の顔である外観は統一感があることが大切です。
色の組み合わせに悩んだときには、まずどんな印象の外観にしたいのかを考えるようにしましょう。
イメージが固まっていることで、色の組み合わせを考えやすくなります。
悩んだ時こそ、1つ1つ丁寧に考えていくようにしましょう。