春夏秋冬の四季があり、それぞれに魅力がある素晴らしい気候の日本。
ただ、四季があるがゆえ、その季節には向かないイベントがあることも事実です。
今回は、長年家に住んでいると気になってくる外壁塗装のタイミングを解説します。
外壁塗装にふさわしくない月とふさわしい月を知り、ベストな時期に外壁塗装を検討しましょう。
□外壁塗装にふさわしくない月とは?
結論から述べると外壁塗装ができない月はありませんが、行う時期によって向き不向きがあるのは事実です。
基本的に春と秋は外壁塗装に向いており、夏と冬は外壁塗装にふさわしくない季節と言えます。
なぜなら、夏と冬は以下の4つの条件(外壁塗装にふさわしくない条件)を満たしているからです。
1.雨や雪が降る
雨や雪が降っていると塗料がより希釈されてしまうため、外壁塗装作業には適していません。
塗料が希釈されてしまうと耐用年数が短くなることがあり、耐用年数が10年の塗料も3年から5年で剥がれてしまうことも。
2.気温が5度以下、35度以上
外壁塗装をする際、あまりにも気温が低すぎると塗料が乾きにくい、塗料が剥がれやすくなるというデメリットが生じてしまいます。
一方で、気温が高すぎても気泡が浮きやすくなったり、塗膜が割れやすくなる可能性もあります。
3.湿度が85%以上
湿度が高いと単純に塗料が乾きにくいため、外壁塗装には向いていません。
ただ、日本では雨や雪が降る日以外の湿度で、85%を超えることは滅多にありませんので、雨や雪の日を避ければそこまで気にしなくて良いでしょう。
4.風が強い
風が強い日は塗料が住宅に飛散する可能性が高いですし、職人が高所から転倒してしまう恐れもありますので、できる限り避けて外壁塗装の日程を組みましょう。
□外壁塗装に適切な時期はいつ?
外壁塗装に適切な時期は、ズバリ秋(10月や11月)です。
なぜなら、雨の日が少なく湿度や気温が安定しているため、工事を中止する日も少なく、予定通りに外壁塗装工事を進められるからです。
ベストシーズン中に外壁塗装を行うと、何より最短日数で工事を完了できます。
□まとめ
外壁塗装はオールシーズン行える工事ですが、湿度が高く気温も高い夏や気温が極端に低い冬は外壁塗装にふさわしくない月と言えます。
気候が安定しており雨や雪が降る日の少ない秋は、外壁塗装の工事を最短で終わらせられる可能性が高いベストシーズンです。
ただ、秋は予約が多く入ることが予想されるため、早めにご相談ください。