スレート屋根ってどんな屋根?特徴や寿命を解説します!

昔と今では家のつくりも大きく変わり、変化に伴い屋根の種類も豊富になりました。
いま日本で最も普及している屋根のひとつが、スレート屋根です。
ご自宅で採用している屋根の特徴を知ることで、トラブルがあった際にも冷静に原因を見極められます。
そこで今回は、スレート屋根に焦点を当て、特徴や寿命などをご紹介します。

□スレート屋根ってどんな屋根?

住宅から工場までさまざまな建物に使われるスレート屋根は、原料のセメントに繊維素材を混ぜて板状に加工した屋根材です。
一般的には「化粧スレート」と呼ばれています。
本来のスレート(天然スレート)は粘板岩という素材を薄く板状に伸ばしたもので、濃い色や独特の模様が特徴の素材ですが、比較的高価なため化粧スレートが採用されます。
スレート屋根が日本で普及する理由は、主に3つ存在します。
・軽量で耐震性に優れているから
・価格が安いから
・施工に対応している会社が多いから
スレートはセメントの塊ですが、厚みがないので軽く、住宅への重量による負担がかかりにくい傾向にあります。
価格面でも他の屋根瓦より安いものが多いので、初期費用を抑えられます。
さらにカラーバリエーションも豊富で、まさに現代の日本にぴったりな屋根材なのです。

□スレート屋根の寿命と劣化症状

スレート屋根材は耐久性が高いので、耐用年数15~20年は使用できると言われています。
しかし屋根のメンテナンスをするかしないかによって、耐用年数より早く寿命が来たり、耐用年数を超えてもしっかししていたりと状態はさまざまです。
スレートの劣化症状を見極めて、定期的に補修や塗装などメンテナンスを行いましょう。
スレートの劣化症状として主に挙げられるのが、以下の2つです。

*退色、コケ・カビの発生

スレートそのものとスレートを塗装している塗料の耐用年数はまったくの別物です。
塗料は塗装してからおよそ5~7年で経年劣化により剥離していきます。
屋根の色あせが目立ってきたら塗装を考えましょう。
コケとカビの発生もスレートを傷ませるので、注意が必要です。

*ひび割れ・欠け

スレートは屋根材の中でも薄いため割れやすく、特に割れ・欠けは慎重に見ておかなければなりません。
劣化に気づかず放置していると、のちのち雨漏りの原因になり得ます。

□まとめ

スレート屋根材は日本で最も普及している、セメントが原料の屋根材です。
軽量で価格も安く、施工対応している会社も多いのが魅力です。
スレートの耐用年数は15~20年ですが、メンテナンスを定期的に施すことで耐用年数より長く使える例も少なくありません。
まずは屋根に異常がないか、プロに依頼して点検してもらいましょう。
屋根のメンテナンスでお困りの方は、ぜひお気軽に当社までお問い合わせください。
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