外壁の経年劣化に伴い、外壁塗装によるメンテナンスの時期を迎え始めている方に多いお悩みが、外壁塗装を依頼するタイミングです。
実は外壁塗装にも、向いている時期と向いていない時期があります。
そこで今回は、外壁塗装のベストシーズンとあまり向いていない時期をご紹介します。
□外壁塗装のベストシーズンは?
外壁塗装に最適な時期は、4月、5月、10月、11月と言われています。
実際外壁塗装の職人にとっての繁忙期もこの4か月間です。
比較的気候が安定している春・秋は、外壁塗装の機会としてはまさにベストです。
雨の日が少なく、温度や湿度の変化も少ない季節は、最も外壁塗装の作業がスムーズに進みます。
さらに外壁塗装中は家全体が不必要に汚れないようにシートで覆われ、窓の換気もろくにできません。
場合によっては施工中エアコンを使えないこともあるので、真夏や真冬はお客様にとっても厳しい条件が重なってしまいます。
可能なら予約が埋まる前に、早めにベストシーズンを狙って予約を入れておくのがおすすめです。
□外壁塗装にふさわしくない月はある?
一方で真夏(7月、8月)や真冬(12月、1月)、6月、9月は外壁塗装にはあまり適していません。
外壁塗装は、塗料を塗布し硬化させることで塗料の効果を発揮させますが、塗料は5度以下もしくは35度以上ではうまく乾かない場合があり、施工不良を引き起こす可能性が高くなります。
また湿度においても、85%以下の状況で最もうまく機能すると言われています。
真夏や真冬は気温や湿度の差が激しく、塗料にとってもストレスが大きいのです。
また、6月や9月、真冬は気候が非常に不安定です。
梅雨や台風による雨の中では、塗料が薄まったり職人が怪我したりするのを防ぐために施工が困難になり、工期が伸びてしまいます。
雪の日も同様です。
塗料が乾くまでは雨が降らないように調整しないといけないので、雨の予報がある日も施工できません。
このような事態を防ぐために、できるだけ気候が安定している時期に施工を依頼するのがおすすめされているのです。
ただし、外壁塗装にふさわしくない時期には施工できないのかと聞かれると、決してそうではありません。
職人たちは技術や経験を活かして、梅雨や気温の高い日・低い日なども最大限スムーズに施工を進めるように対応します。
突然の屋根修理などでお困りの方も、時期を問わずお気軽にお問い合わせください。
□まとめ
外壁塗装においてベストシーズンは、気候が安定しており降雨・降雪もない春や秋です。
逆に梅雨や台風の時期、真夏や真冬はあまり塗装に適しているとは言えません。
塗料は一定の気温や湿度を超えると不具合を起こし、施工不良になる可能性があるからです。
ただし職人たちは経験を活かして、塗装に不向きな季節でも塗装をお受けしております。
外壁塗装にお困りの方は、当社までぜひお問い合わせください。